
「四柱推命」とは、中国で生まれた運命学という学問の1つです。
生年月日や生まれた時間を「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」に当てはめ、それぞれの柱に示されている“干支”が持つ性質を読み解くことで、あらゆる“運命”を導き出します。
四柱推命のベースは陰陽五行思想です。
この思想は陰陽説(物事には表と裏がある)と、五行説(5つの惑星に物事の源がある)の組み合わせでできており、陰陽五行思想に基づいた分析ならば、全ての事象が解決に導かれると言われています。
実際に四柱推命占いで求められている主な悩み事を確認していきましょう。
四柱推命では恋愛の運勢が占えます。
恋愛に関する悩みは網羅していますが、特に「運命の人との出会いはあるのか(今付き合っている日は運命の人なのか)」という、運命的な出会いに関する鑑定が多いです。
四柱推命では仕事の運勢が占えます。
現在の仕事に疑問を感じる人が抱える「そのまま続けるべきか」という悩みから、「その人が生涯をかけて努めるべき仕事」を導き出すことも可能です。
四柱推命ではお金の運勢が占えます。
現在の職場への適性や、転職が決定している職場への適性を占う人が多いです。
一方で四柱推命では「お金を稼げる仕事」や「やりがいを得られる仕事」といった単位でより解像度の高い鑑定ができます。
四柱推命は多岐にわたる分析により、精度の高い占い結果が導き出されます。
しかし、その分飛び交う専門用語は多いです。
自身の求める占い結果の話かどうか理解するためにも、代表的な用語を抑えておきましょう。
最初に登場した「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」のことです。
それぞれ人生を四分割したある時点での運勢を示しています。
年柱・・・社交面での運気
月柱・・・仕事や家庭
日柱・・・恋愛や自分自身
時柱・・・人生においての運気
「甲、乙、丙、丁、戊、庚、巳、辛、壬、癸」の十干と、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の十二支を組み合わせのことです。
十干と十二支を組み合わせることで全ての機運が決定されると言われています。
四柱推命の中でも特に“その人本来の性格や運命”を占うのに適している概念です。
十二運星は、私たちがよく耳にする“どうぶつ占い”に応用されており、人の一生を表す重要性があります。
四柱推命は中国で生まれた学問を利用した占いです。
精度が高く”当たる”と評判の占いですが、その分、良し悪しがはっきり結果に出ます。
どのような結果が出ても真摯に受け止め、これから先の人生を自分の足で歩いていける自信がある場合に有効的な占い方法なのではないでしょうか。